2008年06月14日
嬉しかったこと~チェントルーチ~
今月9日に訪れた三軒茶屋のイタリアン『チェントルーチ』。
http://koaru.tsukuba.ch/t5916
あの日は日曜日、遅めのランチだったんです。
店内は私たち3人の他に、2組の先客がいました。
カップルと、若い男性お一人のお客様でした。
私たちは、下調べなしにそのお店にたどり着いたものですから、
どんなシェフが始めたお店なのか、有名なお店なのか、
全く知りませんでした。
今になって知ったのですが、実はあそこのシェフは有名な方らしく(汗)…
“須賀シェフは、あの西麻布アクアパッツァでチーフをなさっていた実力派…”なんだとか。
そういう情報が全くないにも関わらず、私がすごく好感をもったのは
実はこの時、こういうエピソードがあったからなのです…。
私たちを含め、3組のお客に対し、
須賀シェフと男性スタッフの計お二人で、全てを対応してくれていました。
店内は対面型のオープンキッチンで、1品1品食べ終わるタイミングを見ながら出してくれます。
ふと私は、店内がやけに静かであることに気付きました。
炒める音、揚げ物の“ジャー”という音がやけに響くのです。
そう、店内にはBGMがかかっていませんでした。
私はそういう主義のお店なんだと思い、深い意味はこめずに言いました。
「BGMはかけないんだね、ここ」
小さな店内のこと、どうもそれがシェフの耳に入ったのでしょう。
しばらくするとほんのかすかに、聞こえるか聞こえないかのボリュームで、音楽らしきものが…
その後、10~20分くらいかけて、認識できるボリュームまであげていかれたのです。
この心遣いに、私は人としての暖かさを感じました。
手先を絶え間なく動かしながら、常にお客様に心配りするサービス精神に、
このお店はスゴイ!!と感じました。
失礼ながら、決して内観・外観にお金をかけてはいません。
でも、こういう経験をすると
なぜこのお店がこの席数なのか、
なぜお店の作りがオープンキッチンなのか、
全てシェフのポリシーなのだということがよくわかるのです。 続きを読む
http://koaru.tsukuba.ch/t5916
あの日は日曜日、遅めのランチだったんです。
店内は私たち3人の他に、2組の先客がいました。
カップルと、若い男性お一人のお客様でした。
私たちは、下調べなしにそのお店にたどり着いたものですから、
どんなシェフが始めたお店なのか、有名なお店なのか、
全く知りませんでした。
今になって知ったのですが、実はあそこのシェフは有名な方らしく(汗)…
“須賀シェフは、あの西麻布アクアパッツァでチーフをなさっていた実力派…”なんだとか。
そういう情報が全くないにも関わらず、私がすごく好感をもったのは
実はこの時、こういうエピソードがあったからなのです…。
私たちを含め、3組のお客に対し、
須賀シェフと男性スタッフの計お二人で、全てを対応してくれていました。
店内は対面型のオープンキッチンで、1品1品食べ終わるタイミングを見ながら出してくれます。
ふと私は、店内がやけに静かであることに気付きました。
炒める音、揚げ物の“ジャー”という音がやけに響くのです。
そう、店内にはBGMがかかっていませんでした。
私はそういう主義のお店なんだと思い、深い意味はこめずに言いました。
「BGMはかけないんだね、ここ」
小さな店内のこと、どうもそれがシェフの耳に入ったのでしょう。
しばらくするとほんのかすかに、聞こえるか聞こえないかのボリュームで、音楽らしきものが…
その後、10~20分くらいかけて、認識できるボリュームまであげていかれたのです。
この心遣いに、私は人としての暖かさを感じました。
手先を絶え間なく動かしながら、常にお客様に心配りするサービス精神に、
このお店はスゴイ!!と感じました。
失礼ながら、決して内観・外観にお金をかけてはいません。
でも、こういう経験をすると
なぜこのお店がこの席数なのか、
なぜお店の作りがオープンキッチンなのか、
全てシェフのポリシーなのだということがよくわかるのです。 続きを読む
Posted by コアル at
23:16
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